トコジラミについてのなるほど基礎知識をご紹介！

「トコジラミ」について、基礎知識をご紹介したいと思います。
 

トコジラミってどんな虫？

トコジラミは、名前に「シラミ」とつきますが、カメムシの仲間です。
 

ただこのトコジラミ、やることはカメムシよりも、ダニに近いと言えるでしょう。
 

トコジラミはマダニのように人間の血を吸って、ぷっくり膨らむ虫です。このトコジラミに吸血されると、赤くなってしまう人がいます。かゆみを覚える人もいます。
 

なかには、発熱などの症状に見舞われる方もいますので、もし発生したら、すぐさま駆除する必要があります。
 

トコジラミ、一度日本からはいなくなったが…

実はこのトコジラミ、昔は日本に大量にいて、人々と悩ませていました。
ですが最近は、すっかり姿を消していたんです。
 

そのトコジラミが、また私たち日本人を苦しめ始めました。なぜでしょうか。
 

それは海外からの旅行者の荷物などに、くっついてきて日本に広まり、また繁殖を始めたからです。
 

海外旅行者の増加の、負の面ですね。

トコジラミの厄介さ

このトコジラミ、ものすごく厄介な虫です。
 

人間を吸血して、血を吸うだけでもいやですが、暑さ寒さに強くて、繁殖力もすさまじいのです。
 

なんと1日に3個から6個も卵を産みます。そのため、どんどん増えてしまいます。
 

おまけに、暑い夏も、寒い冬も、難なく耐えてしまうほどの丈夫さです。

そのため一度家に居つくと、非常に厄介な目を見ないといけません。
 

有効なトコジラミ対策

このトコジラミ、厄介ですが、対策次第では、被害にあうことを防ぐことが可能です。
 

トコジラミは、ホテルのベッドなどにいることが多いです。そういうときに、特に注意を払えばいいのです。
 

でも、トコジラミがどこにいるのかなんて、なかなかわからないですよね？

実はこのトコジラミ、ベッドの隙間などに隠れているんです。明るいところが苦手なので、そういう性質があるわけです。
 

ですので、そういうところを探してみましょう。
もし小さな虫がいたらトコジラミの可能性が非常に高いです。

この場合には、できることなら部屋を替えてもらった方がいいです。でも他の部屋にも、トコジラミがいる可能性が高いですよね？
 

・有効な方法

トコジラミは、明るい場所をあまり好まないのです。
ということは、明るくしておけば多少なりとも効果あり！夜でも電気をつけっぱなしにしておくと、あまり出てこないという特徴があります。
 

電気をつけっぱなしにすることで、多少は被害を抑えることが可能でしょう。

旅行先から持って帰らないよう注意！

また海外などから、トコジラミを持ってきてしまうこともあります。
 

海外では「スーパーバグ」というそうです。
海外旅行でも、国内旅行でも、旅行の帰りには、荷物にトコジラミがついてないか、ちゃんと確認した方がいいでしょう。
 

もし家に居ついてしまった場合、大変厄介なことになります。小さな虫で大変かもしれませんが、服をはたいたり、すぐ洗濯したりがいいです。
 

また先ほども言った通り、トコジラミは明るい場所が苦手なので、朝日がサンサンと降り注ぐ中で荷造りをすると、ものに付着することが防げます。

前日の昼間の内に、日の光を浴びながら、ある程度荷造りをしてしまうという方法もありですね。

もし家でトコジラミを見つけたら？

その時は、専門の駆除業者へ依頼するのが一番有効です。プロの目線でしっかりと徹底して駆除をします。

自宅にいることに気づかず繁殖し増え続け、吸血されてとてもかゆい思いをする前に、見つけたらすぐに相談や対策することをお勧めします。