自宅の庭で虫の巣を発見!
カマキリの巣?

 


趣味はガーデニングという方も多いのではないでしょうか。お花などがきれいに咲いていると、外から見ても「素敵なお庭だな」と思うことがあります。
お子さまたちを庭で遊ばせながら、ガーデニング・・・
そんな日常もあることかと思います。

しかし、ガーデニングにも危険はつきものです!
どんな危険が考えられるか・・・ご紹介したいと思います。

 

 

 

 

子どもたちが発見したもの

 

水やりが終わって家の中に戻ろうとしたとき、子供たちが何やら家の外壁のほうを指さしています。

よく見ると黄土色の虫の巣のようなものがくっついていました。
それを見て子どもたちに「カマキリの巣だね〜」と言いました。

カマキリの巣ということで特に気にしていなかったのですが
翌日、子どもたちがなにやら庭で騒いでいたので様子を見にいきました。


すると昨日カマキリの巣があったはずの場所に…ない・・・!?
なんと、子どもたちは巣を破壊していたのです。
「壊したの!?」
好奇心旺盛の子ども達です、そんなこともありますよね。

 

子どもたちの一言
 

ここは教育として叱るべきだと叱ろう!としたその時

「アオムシがいっぱい出てきたよ!」と子どもたちが言いました。

「アオムシ?」カマキリの巣だと思っていたものから、大量のアオムシが出てきたことがとても不思議ですぐにインターネットで調べました。

 

驚愕の事実

 

カマキリの巣だと思っていたものの正体は、なんと
ドロバチ」という蜂の巣だったことが分かりました!!

とにかく子どもたちに何もなかったかを確認し、壊れた巣と中身を回収し何事もなかったのですが、最悪の事態を考えるとゾッとしますよね。

刺されたりせず、本当によかったと思います。

 

ドロバチってどんなハチ?

 

では、ドロバチがどんなハチなのか?を少し解説します。

 

・ドロバチの特徴

ドロバチとは土や泥などを材料に巣を作ることからその名がついています。

 

・ドロバチ生態と生息地

スズメバチやミツバチのような集団行動はせず、単独行動をおこないます。

そのため、巣作りもたった一匹でおこなっています。

集団で行動しないことから普段はあまり目立ちませんが、全国各地に生息しているためとても身近なハチの一種です。

巣を作り餌であるアオムシの貯蓄が終わったら子供とアオムシだけを巣の中に残し出入口を塞ぎこみ、親ドロバチはその場を去るという特徴もあります。

 

・ドロバチの巣

ドロバチの巣は土や泥を材料としていることから黄土色が多いです。

 

・ドロバチの形

見た目は黒の体に黄色のラインで形はスズメバチに似ています。
サイズはミツバチより大きめで近くで、見るとスズメバチ同様の怖さがあります。

形はオオスズメバチの巣のようですがサイズが小さく見間違えることはほぼ無いかと思われます。

オオスズメバチとは違いそこまで気性は荒くなく、よほど仕掛けない限り攻撃してくることは少ないです。

 

ドロバチからAさんが学んだこと

今回、ドロバチの巣をカマキリの巣だと独断で答えてしまったことで子どもたちを危険にさらしていたかもしれない。

たまたま巣が完成したあとだったことで、親ドロバチがすでに周辺を去っていたことによって、子供たちがドロバチに遭遇することはありませんでしたが、いくら気性が荒くないハチとはいえ、今回のように子どもたちが好奇心でまだ完成していない巣に刺激を与えていたらと思うと恐ろしですし、また
本当に気を付けなければいけないと安堵と共に反省し振り返っていました。

皆さんもハチの巣には十分に気を付け、そして発見したら速やかに業者へ駆除依頼することをおすすめいたします。

 

ドロバチ