続・・・
ノミが原因!人間への被害とは

続・・・ノミによる
人間への被害とは

前回は、ペットへの被害を主に紹介しました。
続いては、人間・・・私たちへの被害について
まとめてみました。

 

人間への被害はこれだ!

小さいお子様がいらっしゃる方は

お気を付けください。

◆瓜実条虫症(サナダムシ)

先ほどペットに寄生された際の
被害でもありましたが
人間にも危害を加えます

ペットの体表上や絨毯(じゅうたん)の上にいる
ノミを潰してしまった際
手などに付着した瓜実条虫の幼虫が
口に入ってしまった場合に感染します。

ほとんど無症状ですが、
幼児が感染してしまった場合
下痢や腹痛が見られます。

◆ノミ刺咬症(のみしこうしょう)

ノミが人にとりつき、寄生されること。

ノミの唾液がアレルゲンとなり
強いかゆみなどを引き起こします。

◆猫ひっかき病

バルトネラ菌を保有しているノミが
人を咬んだ場合や、バルトネラ菌を
保有しているノミに寄生された
犬や猫に咬まれたり引っかかれた時に
傷口からバルトネラ菌が感染します。

2週間ほど潜伏期間があった後に
負傷した部分が熱や痛みを伴った赤い斑点や
膿疱ができたり、リンパ節の腫脹が
数ヶ月続きます。

◆黒死病(ペスト)

黒死病とは 黒死病を患ったネズミを
ノミが媒介し、そこからイヌやネコへ
感染させ、そこからまた人間に
伝染する病気なのです。

この病気は世界史等で度々目にする病気ですが
ヨーロッパで何度も流行し、
致死率がとても高くこの病気が原因で
国が滅びかける事があったほどです。

ノミが媒介するペストは主に腺ペストになります。

初期症状は、発熱、悪寒、元気がでなくなる。
そして急速にリンパ節が腫れます。

ノミによる被害や感染症は、こんなにも
たくさんあります。

ペットも家族の一員です。家族全員が安心して
暮らしていけるようにいていきたいですね。