Building Management

管理物件・ビルの衛生リスクと防除計画

Risk Overview

管理物件・ビルにおける衛生リスクの概要


管理物件・オフィスビルでは、建築物衛生法に基づく特定建築物、すなわち延べ面積3,000㎡以上の建築物における防除管理が重要です。同法施行規則では、6か月以内ごとに1回、統一的な生息調査を実施することが定められており、食品取扱区域など発生しやすい場所では、2か月以内ごとの調査が必要とされています。

管理物件やビルにおける建物衛生リスク

ネズミ類では、ドブネズミが地下ピットや排水槽など低層部から侵入し、クマネズミはパイプなどの配管スペースやEPS(電気配管シャフト)を経由して建物各階へ侵入します。建物の経年劣化により壁面貫通部などの隙間が広がると、侵入経路が増えるおそれがあります。また、電気配線の齧害は漏電や火災につながる可能性があるため、早期の調査と封鎖対策が必要です。

建物の屋上のパイプや電気配管、エアコンの室外機のリスク

ハトは屋上設備や外壁の張り出し部などに営巣し、糞害やダニ類などの二次被害を引き起こすことがあります。アブラコウモリは換気口などのわずかな隙間から侵入しますが、鳥獣保護管理法により捕獲は原則として制限されているため、追い出しと侵入口封鎖による対応が基本です。

複数テナントが入居する建物では、飲食テナントで発生したゴキブリが共用配管やパイプスペースを通じて他区画へ広がることがあります。そのため、専有部と共用部を分けて考えるのではなく、建物全体を対象とした一体的な管理計画を策定することが重要です。

Hotel / Ryokan

宿泊施設(ホテル・旅館)のご相談について


ホテル・旅館では、客室への持ち込みによるトコジラミ、厨房やバックヤードで発生しやすいチャバネゴキブリ、倉庫や配管まわりに生息するネズミ類(クマネズミ・ドブネズミ・ハツカネズミ)、排水まわりから発生するチョウバエなど、発生源と侵入経路が複数に分かれやすい傾向があります。

客室、リネン室、厨房、共用部をまたいで確認が必要になるため、建物全体の動線と管理体制を踏まえて衛生リスクを整理することが重要です。宿泊施設のご相談も可能ですので、該当する場合はお問い合わせ時に施設用途をお知らせください。

宿泊施設(ホテル・旅館)の建物衛生リスク診断

🏢 建築物衛生法の防除義務について

建築物衛生法では、延べ面積3,000㎡以上のビル(特定建築物)に対し、環境衛生の維持管理が義務づけられています。ねずみ・昆虫等の防除に関しては、6か月以内ごとに1回、統一的な生息状況の調査を実施することが規定されています。また、食品を取り扱う区域など、発生のおそれが高い場所については、2か月以内ごとの調査が必要とされています。

これらの調査結果に基づき、適切な防除措置を講じるとともに、記録を作成・保存することが、建物管理者に求められます。

当社では、建物衛生リスク診断(BSR)により、建物構造、テナント構成、経年劣化の状況を踏まえて侵入経路を調査し、法令要件に対応した管理体制の構築をご支援いたします。

Our Services

本業種への対応サービス


建物衛生リスク診断(BSR)

地下ピット・排水槽・パイプスペース・屋上設備など、管理物件の建物全体を対象に害虫・害獣の侵入経路と生息状況を体系的に調査します。建築物衛生法の防除義務要件を満たし、専用部・共用部を横断した一体的な管理計画をご提案します。複数テナント間の連携体制構築も含めて対応いたします。(公社)日本ペストコントロール協会の技術基準に準拠した専門技術者が対応いたします。

今すぐ駆除

害虫・害獣の発生が確認された場合に、対象種と発生状況に応じた駆除を実施します。ハト・コウモリ等の鳥獣については鳥獣保護管理法の規制範囲を確認した上で、忌避・追い出し・侵入口封鎖の適切な手法をご提案します。駆除後は効果判定調査と再発防止に向けた環境改善のご提案を行います。

FAQ

管理物件・ビル・宿泊施設のお客様からよくいただくご質問


当ビルは特定建築物に該当します。法令上、害虫管理はどの程度の頻度で行う必要がありますか。

建築物衛生法施行規則では、特定建築物(延べ面積3,000㎡以上)において、6か月以内ごとに1回、統一的な生息調査を実施することが定められています。また、食品を取り扱う区域など発生しやすい場所については、2か月以内ごとの調査が必要とされています。当社では、法定要件に対応した調査計画と記録作成、建物管理者が保管すべき帳票の整備をご支援します。

飲食テナントで発生したゴキブリが、上階のオフィスにも出るようになりました。テナント側の問題ではないのですか。

複数テナントが入居する建物では、飲食テナントで発生したゴキブリが共用配管やパイプスペースを通じて他区画へ広がることがあります。テナント単独の対応では侵入経路を完全に遮断できない場合があるため、専有部と共用部を含めた一体的な管理が重要です。BSR診断では建物全体の侵入経路を確認し、テナント間の連携を含めた管理体制をご提案します。

ビルの換気口からコウモリが入り込んでいるようです。駆除をお願いできますか。

アブラコウモリは換気口などのわずかな隙間から侵入することがありますが、鳥獣保護管理法により捕獲は原則として制限されています。そのため、対応は追い出しと侵入口の封鎖が基本となります。当社では、生息状況の確認、適切な時期での追い出し作業、再侵入防止のための封鎖工事を行います。ハトの営巣についても、法令に基づいた手続きに沿って対応します。

宿泊客の荷物からトコジラミが客室に持ち込まれることが心配です。

宿泊施設では、荷物や衣類に潜んだトコジラミの持ち込みが発生することがあります。発見が遅れると客室やリネン室、共用部へ広がるおそれがあるため、定期的な目視点検、リネン動線の管理、清掃スタッフによる確認手順の整備が重要です。当社では、客室点検プログラムと発見時の隔離・処理手順の整備をご支援します。

ホテルでは、ゴキブリ・ネズミ・チョウバエなど複数の発生源を同時に管理する必要があります。どう優先順位をつければよいですか。

宿泊施設では、発生源と侵入経路が複数に分かれるため、施設全体の動線と利用状況を踏まえてリスクを整理することが重要です。チャバネゴキブリは厨房やバックヤード、ネズミ類は倉庫や配管まわり、チョウバエは排水まわりなど、発生源ごとに対策が異なります。BSR診断では、施設用途や客動線、バックヤード構造を確認し、優先度を整理した管理計画をご提案します。

Contact


施設の規模・業種・現在の課題に応じて、最適な調査・管理プランをご提案いたします。
建物衛生リスク診断(BSR)のご依頼や、害虫・害獣に関するご相談は、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
神奈川県・東京都全域に対応しております。

※ リスク診断:お問い合わせ時に診断費用をご案内 / 今すぐ駆除:現地無料見積り
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