Logistics
物流倉庫の衛生リスクと防除計画
大型搬入口からの外部侵入、荷物随伴による害虫持ち込み、広大な空間特有の複合リスク、物流倉庫固有のリスク要因を把握し、商品品質の保全と安全な物流環境を両立する防除体制をご支援します。
Risk Overview
物流倉庫における衛生リスクの概要
物流倉庫は、大型シャッターや搬入口の開閉が多く、外部から害虫・害獣が侵入しやすい構造です。特にクマネズミは、パイプやケーブル、天井部の梁などを伝って高所へ移動し、倉庫内の上部空間や隠れた場所に営巣することがあります。食品や原料を扱う倉庫では、保管物資への食害や糞による汚染が問題となります。一方、ドブネズミは水気のある場所を好み、地上階の搬入口周辺、地下、下水溝、排水系統などから侵入する傾向があります。

ハト(ドバト)は、シャッターボックス上部や天井トラス部など、雨風を避けられる高所に営巣し、糞による製品汚染や建物部材の腐食を引き起こすことがあります。鳥獣保護管理法の対象であるため、卵や雛がある巣を撤去する場合は、原則として行政の許可が必要です。
ハツカネズミは小型で、段ボールやパレット、積み荷の隙間に潜伏しやすい種です。乾燥に強く、水分の少ない倉庫やコンテナ環境でも生息できるため、搬入商品とともに持ち込まれ、施設内で定着するリスクがあります。

国際物流を扱う倉庫では、輸入貨物に随伴するヒアリなどの特定外来生物への対応が重要です。ヒアリは輸入コンテナや貨物に付着して侵入することが確認されており、取扱事業者には対処指針に沿った対応が求められます。
疑わしい個体を発見した場合は、むやみに触れたり移動させたりせず、貨物やコンテナを静置したうえで、港湾管理者、自治体、環境省地方環境事務所などへ速やかに相談します。状況に応じて、移動制限や消毒などの措置が求められることがあります。
🚛 特定外来生物対応について
輸入貨物を扱う事業者は、ヒアリ類が付着・混入するおそれのある物品の点検に協力し、発見時には関係機関への連絡と拡散防止に配慮した対応が求められます。多数の個体が確認された場合は、コンテナを閉鎖するなど逸出防止を行い、指示に従って対応します。
さらに、段ボールやパレット、原料に付着・潜伏した貯穀害虫が入庫時に持ち込まれると、隣接する保管品へ被害が広がるおそれがあります。そのため、荷受け時の点検、保管エリアとの区分、清掃、モニタリングを組み合わせ、持ち込みと二次汚染を防ぐ管理体制を整えることが重要です。
当社では、建物衛生リスク診断(BSR)により、倉庫構造、取扱商品、搬入頻度、搬入動線を確認し、輸入貨物に伴う侵入リスクの評価と、商品品質の保全に配慮した管理体制づくりをご支援いたします。
Our Services
本業種への対応サービス
建物衛生リスク診断(BSR)
搬入・搬出エリア、商品保管エリア、天井部構造など、物流倉庫の全域を対象に害虫・害獣の侵入経路と生息状況を体系的に調査します。ハトの営巣リスク、ハツカネズミ等小型種の商品混入、特定外来生物の持ち込み可能性を含め、物流倉庫特有のリスクを総合的に評価し、適切な管理計画をご提案します。(公社)日本ペストコントロール協会の技術基準に準拠した専門技術者が対応いたします。
今すぐ駆除
害虫・害獣の発生が確認された場合に、対象種と発生状況に応じた駆除を実施します。ハト・ネズミ類については鳥獣保護管理法に配慮した適切な手法で対応し、特定外来生物については関係法令に基づく適正な処理を行います。駆除後は効果判定調査と再発防止に向けた環境改善のご提案を行います。
FAQ
物流倉庫のお客様からよくいただくご質問
荷受けエリアでの点検と、保管エリアへの持ち込み動線の管理が基本です。段ボールやパレットには、食品害虫やネズミが付着・潜伏して持ち込まれることがあり、保管品への二次汚染につながるおそれがあります。建物衛生リスク診断(BSR)では、荷受けエリアの構造、点検方法、保管エリアとの区分状態を確認し、施設運用に合わせた持ち込み防止策をご提案します。
卵や雛がある巣は、すぐに撤去できない場合があります。鳥獣保護管理法では、鳥獣や鳥類の卵の捕獲・採取は原則禁止されており、被害防止などの目的で行う場合は、原則として都道府県知事等の許可が必要です。当社では、巣の状況を確認したうえで、必要な手続きに沿って撤去や営巣防止策を検討します。あわせて、糞による製品汚染や建物への影響を確認し、清掃・除菌作業もご提案します。
ヒアリの疑いがあるアリを見つけた場合は、むやみに触らず、個体や貨物を移動させないことが重要です。環境省は、ヒアリ相談ダイヤルまたは市区町村・都道府県の環境部局への相談を案内しています。また、ヒアリ類の疑いがあるアリが貨物等に付着・混入している場合、確認中に移動制限や移動禁止の命令が出されることがあります。当社では、初動対応の整理、関係機関への相談準備、再発防止に向けた搬入動線の見直しをご支援します。
開閉が多い搬入口では、シャッターだけで侵入を完全に防ぐことは困難です。シャッター下部のすき間対策、ブラシシールの設置、二重扉化、開放時間の短縮、外周の餌や隠れ場所の除去を組み合わせる必要があります。クマネズミは天井部や配管・ケーブル周辺、ドブネズミは地上階や排水まわりを利用しやすいため、種ごとに侵入経路を分けて確認することが重要です。BSR診断では、侵入経路と優先度を整理し、施設に合わせた対策計画をご提案します。
Contact
まずは無料相談から。
貴施設の衛生リスクを診断します。
施設の規模・業種・現在の課題に応じて、最適な調査・管理プランをご提案いたします。
建物衛生リスク診断(BSR)のご依頼や、害虫・害獣に関するご相談は、お電話またはお問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。
神奈川県・東京都全域に対応しております。
※ リスク診断:お問い合わせ時に診断費用をご案内 / 今すぐ駆除:現地無料見積り
※ 対応エリア:神奈川県・東京都(その他エリアはご相談ください)
